口下手を解消し、トークレベルを上げるにはなんだかんだで、実際に人とのコミュニケーションを繰り返すのが一番ですが、本当に口下手の場合はそれさえもハードルが高いですし、そういう機会に恵まれないという方も少なくはないでしょう。
なので、今回はひとりでもなんとかできる口下手(コミュ障)を解消するためのトレーニング方法を書いていきたいと思います。
この記事の目次
ひとりカラオケで喉を開いてコミュ障を克服するトレーニング法

口下手や人見知りの人は、他の人に比べ圧倒的に喋る機会が少ないわけですよね。
それはつまり、しっかり喉を開いて声を出すことに慣れていないわけです。
例えを上げるのであれば、ひきこもりの人で1週間ほど誰とも喋っていないというか声を発してない人がちょっと買い物へ行くと、本当の意味で声がでなかたっというエピソードもあります。(僕も似たようなことが…)
なので、「何を喋ろう…」「どんな内容を話そうか…」を考える以前に、純粋に喉を開くということからやってみると良いと思います。
喉を開くということと言えば、一番簡単なのは大きな声で歌を歌うことです。
もちろん、自室じゃ近所迷惑になってしまったり、家族の目というものもありますので、歌を歌う場所ということでカラオケなどを利用してみると良いでしょう。
仲の良い友人などと一緒に行ってもいいですが、今回はコミュ障解消の第一歩としての喉を開くことに慣れさせる目的がありますので、ひとりカラオケのほうが気を使わないのでいいのではと思います。
もう、そこでは自分の好きな歌を歌って、とにかく腹の底から声を出し喉を開きまくり、少しでも喉を開かせることに慣れるのです。
そして喉を開いて声を出すことは、気持ちのいいことだとしっかりと焼き付けてください。
ひとりごとなど発声練習をして口下手を解消する

これも先ほどの一人カラオケのように、喉を開くことに慣れさせるトレーニング方法です。
歌をうたって喉を開かせるのもいいのですがやっぱり歌とトークではものが違いますので、より実戦に近い感じで発声練習を兼ねた「ひとりごと」を言ってみることにします。
ただ、あまりやりすぎるとクセになってしまうのでほどほどにしましょう(汗)
もちろん、家でやる場合は家族が居ない一人の時じゃないとなかなか出来ませんが・・・。
口下手な人の傾向として自信がないせいかあまり大きい声でしゃべりはしません。
少し控えめな声で喋るように感じています。
なので、あなたのいつもの声のトーンよりももう少し声を大きくして、なるべく腹の底から声を出せるようにしましょう。
喉を開くことを慣れさせるトレーニングにも良いでしょうし、何より腹の底から声を出すことによって、非常に魅力的な声にもなりますし、なぜだか自信が持てるようになります。
なるべくこのトレーニングを得て、腹の底から声を出すことをくせにすれば良いかなと思います。
個人的には、高速音読のような本の内容をなるべく頭の中でイメージしながら声に出して読むというトレーニングがおすすめです。
これはただ口を開くだけではなく、本の内容を頭でイメージして処理をするというトレーニングも兼ねていますので、コミュニケーション能力の分野を司る「前頭葉」というものが強化されていく効果も担えます。
なにはともあれ、口下手の改善、コミュ障の解消は口を開き、日頃からなるべく発生するというところからです。
イメージトレーニングでコミュ障や人見知りを直す

世の中の各分野の成功者というのは、自分が上手くいっているところを想像するイメージトレーニングを欠かさないといいます。
そしてこれは、口下手やコミュ障を克服するためにも、このイメージトレーニングは有効です。
- まずあなたが人と対峙して、いい感じで会話しているところを想像するんです。
- あなたの口から次々と言葉が出てきて、相手の目をしっかりと見て話しているところ。
- そして、あなたの言葉で相手の人は笑顔になっているところ。
そんなポジティブなイメージを膨らますのです。
ほとんど何も喋れない人が超饒舌に喋れるわけがありませんので、あくまであなたの実力の範囲内で可能なまでのイメージにしておきましょう。
緊張もほぐす効果もありますので、これから好きな女性とのデートや大事なプレゼン、就職の面接などの直前は特にポジティブに行うようにしましょう。
イメージトレーニングの注意点
このイメージトレーニングですが、コミュ障を克服するために活用するといった場合には必ずしもいい方向へ行くわけではなく、諸刃の剣にもなります。
イメージトレーニングをしている時に、あなたが会話の流れなどのプログラムを組んでしまった場合、それをそのまま実際の会話に使おうと思ってもそうはいきません。
プレゼンなど以外では絶対に、あなたの組んだ順序での会話にはならないからです。
そこであなたが想定通りの会話にならずにパニックを起こしてしまうようならば逆効果になってしまいますからね。
そこだけは注意しておいてください。
イメージトレーニングは、想定したり自分の中でプログラムを組んだりすることではなく上手くいっているところを想像するところが大事なのです。
あくまでそこをしっかりと意識してコミュ障対策のトレーニングするように注意しておきましょう。
ベストなのは、会話スキルが本当に上手な人の会話シーンを見様見真似で勉強し、その人の会話脳を自分の頭の中にインストールするつもりでトレーニングを行うことです。
少しでも、会話力を身に着けたいのであれば、上記の会話教材はあなたにとって大きな力に変わってくれるでしょう。